ぶらり東武伊勢崎線の旅

前の日記の続き。「2月27日に忍城と多々良沼、世良田東照宮に行ってきました☆」の部分です。伊勢崎線で春日部より北に行くのはホント久しぶり。


まずは伊勢崎線で羽生駅まで行き、乳撫秩父鉄道に乗り換えて行田市駅へ。そこから歩いて水の城、忍城へ。

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今年公開となる映画「のぼうの城」のキャンペーンを行田市がやっているおかげなのか、特産品や関連グッズを売るテントなどがあったり、甲冑を着た人たちがいました。

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せっかくここまで来たんだからさきたま古墳群や石田堤史跡公園にも行ってみたかったのですが、一番最初に忍城に来ることになるとは思わなかったのでとりあえずパス。あ、でも水城公園には行くべきだったかな……。まあまた近々行けたらいいかな。


余談ですがあの忍城の水攻めってやっぱり石田三成の発想じゃなくて、秀吉の強い意志が働いてるよな……。作戦の発想などでは「のぼうの城」のほうが面白いが、戦記としては「水の城 いまだ落城せず」のほうがしっかりしていると思う。


でも、豊臣秀吉による小田原征伐も、その一環にある忍城攻めも、全ては北条氏の名胡桃城攻めから始まってるんだよ……


閑話休題。羽生駅に戻って伊勢崎線に乗り換え、多々良駅へ。この駅は、多々良小傘量産化計画の一環として、東武伊勢崎線での忘れ傘が集められてくるという、東方フリークの間では有名な逸話が残っています。ごめんなさいウソです。


そして歩いて群馬の麗しき幻想郷、多々良沼へ。ここは白鳥の越冬地にもなっています。

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群馬の博麗神社、鶉新田浮島弁財天
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そして鶉古城跡。……読めるかな?

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そこから東武鉄道小泉線の成島駅まで歩き、東小泉で乗り換えて太田へ。


……そして太田で一時間待ち……orz 太田駅なにもねぇ! なさすぎだろ!

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そんなわけで遅めの昼食に肉の薄いソースカツ丼を食べ、ようやく来た電車で世良田駅へ。目指すはもちろん徳川氏発祥の地、世良田東照宮

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世良田駅から歩いて10分ほどで世良田東照宮とうつき。

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しかしこの世良田という地名、影武者徳川家康の世良田二郎三郎とも何か関係があるんだろうか……?


帰りに大宮にでも寄って行こうかと思ったのですが、iPhoneで何度調べても伊勢崎・高崎方面から高崎線よりも伊勢崎線で久喜まで戻って宇都宮線を使えと勧めてくるので、久喜まで戻るんだったらそのまま帰ったほうがいいやと思いそのまま帰宅。まあ日曜日だったし、遅い時間だったからね……。


ところで今日買った「廃城をゆく」を読んでいて気になった一箇所。忍城の件で「現在の天守は(中略)、本来の天守は三の丸の先に建てられていたものであり、ぜんぜん違う場所に建ってしまった天守である」とあります。確かに当初の忍城には櫓はなく、本丸部分ですら空き地だったようですが、現在の忍城に天守閣はありません。あれは模擬御三階櫓です。……あとでアンケート出しとこ(ボソッ